ヒツジ解体 Mongolia

翌朝、迎えに来てくれて、また実家へ。
ガナーは「昨日のヒツジ食べるよ!」と、うれしそうに言う。
P7111434.jpg
ベーべぇーと鳴く、かわいいヒツジが一頭。
これを、これから食べる。殺してバラして食べる。
実は、モンゴルに来たからには、家畜の屠殺を一度は見たいと思っていたのだ。
殺すにあたって、絞めるのが得意だという近所のおじさんが、手伝いにやって来た。

モンゴルでは、殺すときは地面に一滴の血も落とさない。これはその命に対する尊敬を意味する。
戦国時代、敵将を捕らえたときは敬意を表し、血液が地面に滴らぬよう身体を革袋にいれ、数百頭の馬に永遠と踏ませたという。
血を地面に垂らさなけりゃオッケー的ノリの殺し方だ。

ヒツジの胸を小さく切り、手を突っ込み、大動脈をつまんで切る。ほどなく絶命。
内臓を取り出し、バーナーで毛を全て燃やす。毛を燃やす場合と、皮を剥ぐ場合がある。味的には皮を剥いだほうが好き。
いずれの場合にも、地面に血を垂らすことはない。今回は毛は燃やした。
手前のお尻から突き出た脂肪。ここが一番美味いとモンゴル人は言う。どっからどうみてもブルンブルンの脂肪。
P7111452.jpg
モンゴル人の脂肪好きは桁外れ。モンゴルには孤高のスープ扱いのスープがあるのだが、脂肪をドロドロに溶かして塩を混ぜただけのもの。ちょこちょこ飲んでる最中から、スープ表面に膜が張り固まっていく。
未だに、この旅での最狂フードだ。100パー脂肪だよ100パー。二郎なんて甘っちょろい。
P7111463.jpg
鮮やかに捌くものだ。
P7111463.jpg
モンゴル人はみんな出来るよ、とガナー。
日本のマグロの解体ショーのようだった。

スペアリブ。
IMG_3574.jpg
女性陣は、腸を洗い、中に内臓を刻んだものや、血を詰める。こちらは茹でて食べる。
P7111464.jpg
捌き終えた男性陣は、肉の調理にとりかかる。牛糞と石炭と石を混ぜて燃やす。ほどよく燃えたところで、そこから取り出した熱々の石、肉、ジャガイモと人参をミルク缶に詰め込む。蒸し焼きだ。味付けは塩だけ。シンプル。
P7111467.jpg
蒸し焼きにしている間に、茹でた臓物系が完成。これが美味い。
IMG_3585.jpg
さんざん臓物を食わせられた頃に、BBQも完成。見た目もワイルド。
P7111470.jpg
美味い。ジャガイモ、人参は肉の油を吸って絶品だ。ナイフで切りながら食べていく。
「モンゴル人と喧嘩しちゃダメよ。肉を食べるのにナイフ持ってるからそれで刺しちゃうよ。」という忠告を頂いた。
実家に来て、麺を食べて、合間にパンをつまんで、臓物を食べたとこでBBQ。

ここで問題。モンゴル人は一日に何度食事をするでしょうか?

答えは「決まってない。腹が減ったら食べる。」だそうな。
真の肉食系ここにあり。

またね。

********************
いつもありがとうございます。アマゾンご利用の際は、このブログを思い出していただけたら幸い!


にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村
********************
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

プロフィール

i love the earth

Author:i love the earth
長期世界旅行に2013年4月に出発。世界一周になる?ならない?!
地球のでかさを思い知り中です。誰だ地球は小さくなったなんていったのは?!

僕のビール代に。なんていいながらまだ1円も使ってませんよ。

language

検索フォーム

QRコード

QR