マパム・ユムツォで平泳ぎ、そして大梵天界へ。WesternTibet

2013年、冬のチベット。
今は2017年。この年がみなさまにとって良い年となりますよう。


湖へと向かう。
チベット仏教徒は車に聖なる布、カタを飾るのか。
ムスリムはアッラーがどうこう、キリスト教徒は十字架。
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カイラス山の近くには湖がある。
かつては、この湖からガンジス川が流れ出ていると考えられていた(実際は流れ出る川はなし)。
ヒンズー教徒にとって、カイラス山は破壊と再生の神シヴァである。
シヴァを描いた絵を見て欲しい。頭から噴水のように水が流れ出ているはず。それがガンジス川だ。
カイラスの近くからガンジス川が流れ出ていると考えられていた。うん、一致する。
適当な設定じゃなかったわけです。

そんなマナサロワール湖の横には、もうひとつ湖、ラカスタル湖がある。
まるいマナサロワール湖は女性器、細長いラカスタル湖は男性器だそうな。

まずはラカスタル湖へ。
向こうの山が、ミラレパに負けたボン教が手にした山。
風が強く波が立つ。
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手を洗い、顔を洗う。
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そして、マナサロワール湖へ。
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凍りはじめている。
これから沐浴する。
ガンジーの遺灰も撒かれたこの湖。沐浴すると、魂は大梵天界へと達するという。
誇れるような道を歩んでこなかった僕だが、これによって一気に大逆転だ。
今までの業かチャラになり、さらに大梵天界へ。向かうところ敵なし。
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愛するベガルタ仙台のシャツを脱ぎ、パンツ一枚で湖へ。
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ひたすら冷たい。
風も冷たい。
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平泳ぎなんぞしてみる。水を全身で味わう。
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身体を震わせ「さみー」と言ったところ、以前よりグラついていた、前歯の差し歯が湖に落ちてしまった。
拾おうとしたところ、チベット人であるガイドとドライバーが慌てて僕を止める。
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「神がお前の身体の一部を、ドネーションとして欲したのだ。だからそれを取り返してはならない!それにしても、身体の一部を持っていかれるなんて聞いたことがない。お前の前世は、きっと尊い高僧だったに違いない」
すぐ足元にある差し歯を拾いさえすれば、歯医者に持っていき、もう一度接着してもらうことが出来る。
しかし、気おされた僕は、チベット人である彼らに従うことにした。
それ以来、僕は彼らの尊敬を集め、ことあるごとにみんなに前歯の無くなった間抜けな顔を見せなくてはならなくなったのである。
ガイドたちが、他のチベット人に一部始終を説明するもんだから。

こうして僕の魂は遙か高みに達し、チベット人の尊敬を集めるようになったのである。

またね。

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i love the earth

Author:i love the earth
長期世界旅行に2013年4月に出発。世界一周になる?ならない?!
地球のでかさを思い知り中です。誰だ地球は小さくなったなんていったのは?!

僕のビール代に。なんていいながらまだ1円も使ってませんよ。

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