放浪楽士。India

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2014年、2月のおはなし。

列車で僕らはさらに西へ来た。ここも城塞都市。
しかし僕らは少し城砦から離れたところへ投宿。

ここは放浪楽士たちが定住した地区。
欧州では、ジプシーと呼ばれ侮蔑対象となっている人たちがいる。そんなジプシーの多くは昔々のインドから発生している。北上し彼らは欧州へ入った。北上する途中から南下したグループはここらにたどり着いたという。
そして、定住政策によって土地を与えられ、住居をもったというわけ。
今も、婚礼などのパーティーに呼ばれれば、あちこちへ行き、おひねりを得て生活している。
彼らのスタイルが日本へ渡り、漂泊の民、河原乞食と呼ばれた人々が生まれ日本の芸能のルーツとなった、という説もあるようだ。
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そう聞けば、彼らから音楽を習ってみたくなる。
いくつか放浪楽士の家族を当たり、日本から日本人が定期的に習いに来るという家族を発見。
教えてくれないか?というと、法外な金を要求してくる。うーむと考え込んでいると、その日本人がやってきた。
日本ではコンサートとか行ってるという。彼らはどうやら払っていると。
うーん。僕らとしては無しだ。
彼らは朝から晩まで土木作業をして、日給170円程度。一時間あたり、その日給の数倍払えという。
うーん。無しだ。
勿論払える。しかし無しだ。
そのミュージシャンな方は日本から来て、こちらではだいぶ高額なお金を払い、レッスンして帰る。
この家族が前々から拝金主義だったのかは知りませんけど!
うーん。なんだか、少し嫌な気分。僕の気持ちの問題なんでしょけど。
他をあたる。

この家族は、外国人に教えたことがないという。
無料で良いという。
お願いすることに。
屋根ないね、このおうち。
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この一家。弟と父親は楽士として稼ぐも、兄は芳しくなくグータラさん。
その兄もさわりくらいは出来るのでと、教えてくれることに。
僕はさわりだけ分かれば満足。
何日か通って基本だけ習いました。
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ドーラクという楽器。タブラのように低音部、高音部に分かれている。
レッスン料は払わないが、この楽器を自分で適正だと思われる価格で買い取ろうと思った。
ゆかは、カルタールという変形カスタネットのような楽器を作ってもらった。ゆかはまた別な先生に習った。
こちらの先生は、スペインやアメリカなど海外を公演でまわるような人。
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彼らのカーストは不可触民。アンタッチャブル。アウトカースト。
カーストの中にすら入れない人々。
一家の兄の奥さんが体調を崩し、一緒に病院に行く機会があった。
がらんとした待合室には、椅子に座る男性が2名だけ。フラフラしながら奥さんは受付を終える。
フラフラしながら奥さんは立ったまま。僕は「座ったら?」と声をかける。
首を横にふる奥さん。僕は気付いた。
不可触民の彼女は、病院の椅子に座ることも許されていないのだ。
カースト制は絶対的な悪だと言うつもりはない。ただ体調悪いのに大変だなぁくらいは思った。

奥さんの体調不良によって、注射やらで思わぬ出費となった一家の兄。
僕らに金をせびる様子を見せだす。
そりゃそうだよね。貧乏旅行者とはいえ、彼らにしてみりゃ僕らは超大金持ち。

「いや、まずはお前グータラしてないで働けよ。奥さんもいて、赤ん坊もいる。しかし稼ぐだけの音楽の技術もない。これからどうすんだよ」
と僕は言った。
偉そうに。
僕らは働きもせず、ずーっと遊び歩いているのに。
自分のことは棚に置いてにもほどがある。嫌らしい。
僕らは貧乏旅行者といえ、彼らにしてみりゃ超大金持ち。
上からの物言いにもほどがある。本当に嫌らしい。

それからも、何度か伝えた。

ある日、いつものように一家に顔を出しに行くと兄がいない。
夕方にもう一度来てと奥さん。夕方に再び行く。
そこには、全身砂埃まみれになった兄がいた。
レンガ積みの仕事をはじめたと言う。朝から晩まで働いて日給170円。
兄は次の日も仕事へ行った。

僕はドーラクとカルタール代を払い、彼らのもとを離れることにした。

またね。

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ウィンドウショッピング。Jodhpur,India

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2014年、2月のおはなし。

岩山の上にあるマハラジャの城砦から、下界におりてきたところ。

陽も傾いて、家路を急ぐみなさん。
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その横を歩いていたら、ほうら来た。写真撮ってのご家族。
奥から赤ちゃんも連れてこられる。急にじゃ嫌だよねぇ。
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その側でも、子供たちが写真撮って。
幼くして、キャラが立っているお二人。
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あとは、ゆかの服を作りに町を歩いたんだっけかな。
ゆかは良く、町行く人の格好をチェックしているのだ。

こちらは素晴らしいコーディネートのサルワールカミーズを纏った二人だ。
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バングル屋台。ガラス製。
僕らはカトマンドゥにいたとき、絆というネパール人経営の日本料理屋さんへ通った。
カトマンドゥを離れるとき、そこの奥さんから何本ものバングルセットをいただいた。
ゆかがバングルを片腕にまとめてつけていると、地元の人に両腕につけなきゃダメだと言われる。数を減らしてつけていると、もっと数をつけなきゃダメだと言われる。
どこへ行っても女性のおしゃれには、流行やこだわりがあるらしい。
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子供服やら、ちょっとした食器やら、いわゆる日用品屋が並ぶ。
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こちらは土木仕事で働く奥様がた。
レンガを運ぶのはロバの仕事。
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名物のひとつらしい、サフランラッシー。カルダモンだろうか、爽やかな風味がある。
サフランは最も高価なスパイス。
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バングルを物色する奥様がた。
手前の奥様の手首を見ると、左右対称になるようにバングルを並べてつけているね。
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こちらもアクセサリー売り場。
皆さん、輝くものが良く似合う。
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おしゃれは女性だけのものじゃない。
男性のおしゃれ屋ターバン屋。
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子供に話しかけられるかなんかしたんだけども、忘れてしまった。
驚いたような顔になっているけど、たまたまだよ。
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結局、買い物したんだっけか、しなかったんだっけか。覚えていない。

そんなこんなで、このかっこいい城砦都市を離れた。
さらに西へ向かう。
またね。

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気分は、もうマハラジャ。Jodhpur,India

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2014年、2月のおはなし。

今日はこの都市の中核、城砦を訪れましょう。

大きな岩山の上に築かれた巨大建築。
なかなか、というよりとても立派な石造りの壁。
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今でもマハラジャの所有物。中を博物館として公開している。
日本でこのサイズの建築物を個人で持ってたら、税金はなんぼだろうね。
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だいぶ高度も上がったね。土台の岩山だけで130mというから。
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上から見ると、この町がブルーシティーと呼ばれるのが分かる。
害虫避けのために塗られるという青い塗料。
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さらに上にはまだまだ城が続く。
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向こうから歩いてくる女性2人が着ているのが、先日話に出たサルワールカミーズ。
長めの上衣にズボン。サリーよりは運動性が良さそう。南アジアでゆかはずっとこれを着ていました。
楽らしいよ。
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Nちゃんもゆかも地元の服を着ている。
地元の服は暑さや湿度など、その土地で着るに理にかなったものが多い。
何より、地元の人との距離がグッと縮まる。
しかし僕はTシャツ。洗うの楽だ。
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増築に増築の建物。
迷路なようで、迷うには楽しい。
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警備員のおっさん。
このターバンが制服。ターバンも巻いてみると、直射日光を避けられ良いもんだ。
乾燥している地方なので、蒸れることもなし。
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博物館としての展示は、調度品や武器など。
イギリスの影響をかんじさせつつも、染まりきらないあたりがインドを感じさせます。
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この階段なんかも非常にモダン。
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螺旋外階段も素晴らしい。ワクワクしますよ。
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贅を尽くしたお部屋です。
洗練されてないのが、これまた良い感じ。この、こってりした濃厚な感じ。
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そこらから外を見てみれば、気分はもうマハラジャ。
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警備員のおっさん。 このターバンが制服。
髭が、円を、描く。
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城を出て、すこし敷地内を歩いてみよう。
あぁ、いいとも。
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小さな祠を見つけたよ。
中を覗いてみたら、ご神体。もう素晴らしいとしか言いようがありませんよ。
バター油ランプに火が灯され、今も拝まれているのでしょう。
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長年、何度も上から修復やら、塗料を重ね塗りしつづけ、この姿なられたのでしょう。
自然と手を合わせてしまいます。

振り返ると、城砦。
まさに城であり、砦。
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さらに進むと、小さな寺院がありました。
婚礼の儀の真っ最中でした。
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儀式を執り行うのは、バラモン。
カーストの頂点に位置する、司祭階級。今となっては、誰も彼もがバラモンを名乗ってるらしい。
どうぞ、お幸せに。
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下界に帰らねば行けない時間。夕暮れタイム。
裏口からさようなら。
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今度は、うちの子供を撮ってくれのおとうさん。
照れ屋な子供。
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オートリキシャで遊ぶ子供。
撮っていいかと尋ねると、いいよと言う。けど、そっけない。
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そんなこんなで、一般人の暮らしの世界へ帰ってきたわけです。
またね。

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プロフィール

i love the earth

Author:i love the earth
長期世界旅行に2013年4月に出発。世界一周になる?ならない?!
地球のでかさを思い知り中です。誰だ地球は小さくなったなんていったのは?!

僕のビール代に

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